2018年10月1日(月)16:00~20:00 【予告】
【場所】
立教大学池袋キャンパス 15号館(マキムホール10階) M1010
【テーマ】
エドゥアルド・コーン著『森は考える:人間的なるものを超えた人類学』(亜紀書房 2016年)を読む
【研究会の趣旨】
エドゥアルド・コーンの『森は考える』の邦訳が出版されて(2016年1月)からおおよそ2年半が経過する。その間、人類学では、サブタイトルにある「人間的なるものを超えた人類学」という思想の新生を含め、その問題提起が十分に浸透したとは言い難く、いまだに奇書のように扱われる傾向にある。他方、そのラディカルな思想は、周辺人文学領域に大きな影響の跡を残してきた。今一度、人類学の民族誌的な具体と、C.S.パースのセミオシスをベースとする哲学を組み合わせたコーンによる描述と思索の深みに分け入り、その本髄に達するための検討をおこないたい。
【進め方】
参加者には、各自の関心に従い、気になる点や問題点などを3ヶ所ずつ(数行から1ページくらい)をあらかじめ選び出してきてもらった上で、研究会に臨んでいただき、参加者間で検討を深めていきたいと思います。
【定員/申し込み】
定員は10名とします。
以下までお申し込みください。
・奥野克巳 katsumiokuno[アットマーク]rikkyo.ac.jp
*スパムメール対策のため、[アットマーク]を@に代えてください。